2022年11月7日

キャリアはもっと羽ばたける。

キャリアアップを目指す20代必見！ 需要高まるデジタル人材への転職事情

デジタル人材の不足が叫ばれる昨今。経済産業省の試算によれば、2030年には最大で79万人のIT人材が不足する可能性があるとされている。今回はこのデジタル人材に関する企業の採用実態を解説し、キャリアチェンジに有効なサービスを紹介する。

企業におけるデジタル人材の充足状況と採用実態は？ 人事担当者のホンネ

まず、日本企業におけるデジタル人材の充足度や採用に関する現状について、当媒体運営会社・株式会社ワークポート（以下、ワークポート）が行ったアンケート調査の結果から読み取っていく。
充足状況の調査では、対象となった全国の企業の人事担当者117人（従業員数100名以下～5000名以上の企業）のうち82.1％が「不足している」と回答。大多数の企業が実際にデジタル人材不足を感じていることがわかった。

デジタル人材の採用に積極的な企業は70.9％と非常に多く、その背景として多くの企業が事業成長やDX推進を掲げている。また採用に関して課題感を持つ企業も69.2％と数値はほぼ同等。候補者数の不足などにより思うように応募者が集まらないといった意見が挙がっており、多くの企業が積極的な採用姿勢を持ちながらも実際にはデジタル人材獲得に苦戦しているようすがうかがえる。
採用手段についての質問（複数選択可）では、77.8％が「転職エージェント」、52.1％が「求人媒体（中途採用）」を選択。即戦力となる中途人材のニーズが群を抜いて高いことがわかる結果となった。

さらにデジタル人材の育成については、63.3％の企業が「取り組んでいる」もしくは「検討中」と回答し前向きな意向を示した。採用だけでなく、育成にも注力することでデジタル人材の確保を目指す企業も多くなっていることが読み取れる。

※出典：2022年9月26日転職希望者のホンネ調査（株式会社ワークポート）https://www.workport.co.jp/corporate/news/detail/818.html（2022年11月9日利用）

今がチャンス！ 中途デジタル人材は売り手市場、キャリアチェンジの好機

調査の結果からわかるように、デジタル人材の採用に取り組む企業が多い一方で、思うように人材獲得に至らない企業もまた多い。今後もIT市場の拡大やDX推進の動きが加速していくなかで人材の獲得競争はさらに激化していくだろう。転職市場は圧倒的に「売り手市場」、入社のチャンスは確実に広がっている。

なかでも20代には特に狙い目のフィールドといえるだろう。需要が高いことに加え最先端かつ専門性の高いスキルを必要とすることから将来的に高収入を狙うことができ、育成に前向きな企業も多い。高度なスキルを身につけながら、キャリアや年収を上げていきたいと考える20代には非常にフィットする。

では、現段階でIT未経験のビジネスパーソンがこの「デジタル人材」の「中途採用」枠への転職を目指すには、どのような方法が効果的か。もちろんそのまま未経験OKの求人に挑戦するのも一つの手であるが、企業選びの選択肢をより広げるためには予め基礎的な知識や技術を学んでおくのが理想的。そこでワークポートが提供する無料エンジニアスクール「みんスク」をおすすめする。

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